Googleアカウントの盗難と被害事例

Googleの2段階認証というサービスをご存知ですか?
Googleアカウントは2012年頃から、乗っ取りという被害事例が増えているのです。
パスワードは簡単に盗難される
実は、パスワードは、自分が考えているよりも意外と簡単に盗まれてしまうんです。
・同じパスワードを複数のサイトで使用
・インターネットからソフトウェアをダウンロード
・メール本文中のリンクをクリック
などは、非常にパスワードが盗まれやすい事例です。
パスワードが盗まれたら
もし、パスワードが盗まれたら、
・突然Googleアカウントにログイン出来なくなる
・メール、連絡先、写真などのデータを閲覧、削除、悪用される
・自分のGmailアドレスからスパムメールが送信される
・GooglePlayを使用され請求が来る
・乗っ取りアカウントを使用して、他のアカウントのパスワードが再設定される
(銀行やショッピングなど)
などの可能性があります。
このようなリスクに備えて、Googleの2 段階認証プロセスを使用しましょう。
そうすれば、万が一パスワードが盗難にあってもアカウントの不正使用を防ぐことが出来ます。
岩立充弘
リスクに備えて2段階認証を導入しましょう!
2段階認証とは?
通常、Googleにログインする際には、パスワードのみでログインが可能になります。
しかし、2段階認証では、アカウントにログインするために、さらに携帯電話やセキュリティキーが必要になります。
2段階認証は、携帯電話とパスワードの両方でアカウントを守るシステムです。
Googleで2段階認証を設定しよう
Googleの2段階認証の設定方法は、

1、 パスワードの入力
2、 Googleから携帯端末に送られたコードを入力
となります。
設定後は、毎回2段階認証(パスワードと、コード or セキュリティキー の2つの入力)を行わなくてもいいように設定することが出来、
パスワードの入力のみでログインが可能となります。
しかし、他のパソコンでアカウントログインする際には、必ず2段階認証のプロセスが必須になります。
2段階認証を設定することで、不正使用するためには携帯端末本体を手に入れなければならなくなるのです。
岩立充弘
「自分は大丈夫だろう」と他人事として考えず、もしもに備えましょう!
Google Authenticatorのメリットと注意点

Googleの2段階認証が利用できるスマホアプリに「Google Authenticator」があります。
使い方が簡単で、iPhoneやAndroidで使用出来、2段階認証を設定している多くの人がこのアプリを使っています。
ただし、携帯端末を紛失した場合や、機種変などによって端末を変える場合は使えなくなってしまいます。
引き継ぎは出来ないので、端末を変える場合は気をつけましょう。